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色について知識

Look!!
色は最も重要な視覚要素です。その心理的効果は誰しもが経験しているはず。
例えば”青”を多用する部屋だったらどうでしょう?寒さを感じますし、食欲も減りますよね。
では”赤”を多用する部屋だったら?暖かさを感じ、気持ちが高揚します。
お家の家造りには色の配色は欠かせません。
ここでは色について少し触れてみましょう。

暖色・寒色・中性色

暖色

”暖色”とは赤や黄など暖かみを感じさせる有彩色です。
暖色は力強さ、活発などのイメージを持ち意欲を増強させる効果があります。
飲食店等の企業のロゴやチラシ等によく使われますね。
また暖色は”進出色”であり、同じ距離にあるものでも、近くにあるように感じます。

寒色

”寒色”とは青や紫など、冷たさを感じさせる有彩色です。
寒色は冷たさ・清潔感・知的などのイメージを持ち、副交感神経に作用、人間をリラックスした状態に導いてくれます。
”後退色”といい暖色とは反対に同じ距離にある物でも、遠くにあるように感じます。

中性色

“中性色”とは”暖色”と”寒色に属さない緑や紫など、人間が温度を感じない色をこのように呼びます。
”暖色”・”暖色”とは違い、中立でどこにでも使える万能な立ち位置とも言えます。
ワンポイントで部屋のどこかにあると良いかもしれません。

彩度・明度の関係

明度とは色の明るさ度合いです。
明度が高く明るい色では軽く感じますね。反対に明度が低く暗い色では重く感じるはずです。
これは部屋の”使用方法”に大きく影響し、明度が高い色はリビング向きですし、明度が低い色は寝室や書斎などに向いています。

次に彩度はどうでしょうか?
彩度とは、色の鮮やかさの度合いです。 
彩度が高い色は人間の目で見るとわかりやすく、派手さが目立ちます。
彩度の低い色は、いわゆる地味で落ち着いた雰囲気があります。
黒・白・灰は彩度が無く、”無彩色”と呼ばれます。
そのほか、色見がある色を”有彩色”と呼びます。

無彩色

無彩色とは”黒”や”白”、”灰”などのことを指します。
”黒”は高級感を演出できますし、”白”は清潔で明るいイメージ、”灰”は落ち着いた大人の雰囲気がありますね。
無彩色は有彩色を引き立てる効果があります。

この部屋の中で一番目立っている色は何色でしょうか?そう、テレビの赤色ですね。このように無彩色は有彩色を際立たせます。例えばクロスの色を迷った時は完全に白一択。あとは自ずと周りの色が決まっていきます。